内定辞退の正しいやり方2026年版|電話vsメール・理由・期限まで全部Q&Aで答えます

内定辞退の電話連絡の仕方、タイミング、理由の伝え方、エージェント経由の場合の手順など、よくある疑問7つにQ&A形式で回答。転職2回経験者が体験談つきで解説します。

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「内定をもらったのに、辞退しなきゃいけない…」

このシチュエーション、転職経験者なら多くの人が通る道です。でも、辞退の仕方って意外と誰も教えてくれないんですよね。

5月の連休明け、あの頃の私は——第一志望ではない会社から先に内定が出て、本命の選考がまだ続いている状態でした。1週間くらいひとりで抱えていた記憶があります。

その会社の採用担当さんは、最終面接の後に「ぜひ来てほしい」って直接言ってくれた方でした。だから余計に断りにくくて。電話口で何を言えばいいか、当日の朝まで考えていました。

でも今振り返ると、内定辞退はビジネスの場では普通のことです。企業側も「辞退はある」という前提で採用計画を立てています。正しいやり方で、誠意を持って伝えれば、ほとんどの場合は穏やかに終わります。

この記事では、私が実際に経験したことと、2回の転職で学んだことをもとに、内定辞退についてのよくある疑問を全部Q&A形式でお答えします。

内定辞退の連絡をどうするか考える


よくある質問まとめ

この記事で答える質問の一覧です。気になるところから読んでもOKです。

  • Q1. 内定辞退ってメールと電話、どちらがいい?
  • Q2. 辞退の連絡、いつまでにすべき?
  • Q3. エージェント経由の場合、誰に連絡する?
  • Q4. 辞退理由って正直に言わなきゃダメ?
  • Q5. 辞退したらブラックリストに載る?
  • Q6. 複数内定がある時、辞退の順番は?
  • Q7. 辞退後に気が変わったら入社できる?

Q1. 内定辞退ってメールと電話、どちらがいい?

A. 電話が基本、メールは補足で使うのがマナーです。

「メールだけで済ませていいなら楽だな…」と思う気持ち、痛いほどわかります。でも内定辞退は、まず電話で連絡するのが誠意の示し方です。

採用担当の方が何時間もかけて選考してくださった、という事実への敬意として。

電話のポイントはこんな感じです。

  • 電話に出てもらえたら: 「先日内定のご連絡をいただきました○○と申します。誠に申し訳ないのですが、今回は辞退させていただきたくご連絡しました」と伝える
  • 繋がらなかったら: 折り返しを待つか、別の時間帯に再度電話する。留守電には「折り返しご連絡ください」と入れておく
  • 電話した後: メールでも辞退の旨を書いて送っておく(記録が残るし、担当者への配慮にもなる)

「電話が怖い」という方、すごくわかります。私も最初の辞退電話は、受話器を持ったまま5分くらいフリーズしました(笑)

でも、採用担当の方は辞退の連絡に慣れていらっしゃいます。冷たくあしらわれることはほとんどないです。大丈夫、なんとかなります。


Q2. 辞退の連絡、いつまでにすべき?

A. 内定通知から遅くとも1週間以内。決断したら72時間以内が理想です。

「もう少し待ってから決めよう」と思っている方、その気持ちはわかるのですが、辞退の連絡はできるだけ早い方が、企業側にとっても自分にとっても良いです。

理由はシンプルで、企業は次の候補者を採用するかどうかを待っているからです。

内定を出した後、企業は補欠候補者を待たせていることが多いです。辞退連絡が遅れるほど、その方たちも迷惑をかけることになってしまう。

私の経験上、内定承諾の「お返事の期限」として2週間〜1ヶ月程度を設定される場合が多いですが、辞退することが決まった時点で速やかに連絡するのがベストです。

もし「他の選考結果待ちで判断できない」という場合は、正直にそう伝えて延長をお願いすることもできます。多くの企業は1〜2週間程度なら待ってくれます。ただし、延長もお願いできる期間には限界があるので、複数内定の比較と決め方のコツを参考に、なるべく早く決断できるようにしましょう。

ボーナス受取後のタイミングで辞退を検討している方は、ボーナス後の転職タイミングQ&Aで入社日の逆算スケジュールも確認しておくと安心です。


Q3. エージェント経由の場合、誰に連絡する?

A. 基本はエージェントの担当者に先に連絡。企業への直接連絡は不要なことが多いです。

転職エージェント経由で選考を受けた場合、辞退の連絡は担当エージェントにすれば大丈夫です。

企業との交渉や書類のやり取りはすべてエージェントを通じて行われているので、辞退もエージェントが代わりに伝えてくれます。

注意点としては:

  • 連絡はできるだけ早く(エージェントが企業に伝えるまでの時間も考慮して)
  • メールか電話で「辞退したい旨」を伝える
  • 辞退理由もエージェントには話しておく(企業へは伝えなくていい理由も、エージェントには話しておくと今後のサポートが適切になる)

「エージェントに言ったら怒られる?」と心配する方もいますが、そんなことはほぼないです。良いエージェントほど、「辞退することも選択のひとつ」として理解してくれます。逆に、「絶対承諾してください」みたいな圧力をかけてくるエージェントは要注意です。自分に合った転職エージェントの選び方で、良いエージェントの見極め方も確認しておいてください。


複数の選択肢を検討する

Q4. 辞退理由って正直に言わなきゃダメ?

A. 正直に言わなくていいです。ただし「嘘をついてはいけない」。

これ、意外と誰も教えてくれないんですけど——辞退理由は「一身上の都合」や「他の会社に決まりました」だけで十分です

詳細を説明する義務はありません。

「御社より条件の良い会社から内定をいただきました」と伝えるのは率直すぎますし、「給与が低かったから」もわざわざ言う必要はない。

ただし、嘘はだめです。「他の会社に決まりました」と言いながら実際はまだ選考中、とか。バレることはないかもしれませんが、転職業界は思ったより狭いです。

一番無難で誠実な伝え方は:

「誠に申し訳ないのですが、今回は別の機会を選ぶことにいたしました。選考を進めていただいたにもかかわらず、このようなご連絡になってしまい、大変申し訳ございません。」

これだけで十分です。

ちょっと話逸れるけど——私が最初に辞退した時、理由を根掘り葉掘り聞かれて、つい「給与面で…」と言ってしまったことがあります。そうしたら「じゃあ年収を再考します」と言われて、一気に話がこんがらがった経験があります。

理由は聞かれても、シンプルに「一身上の都合で」で止めておくのが一番です。


Q5. 辞退したらブラックリストに載る?

A. 採用データは残りますが、影響はほぼないです。

「辞退したら、その会社には二度と応募できなくなるの?」という心配、よく聞きます。

実際のところ、採用データは保存されるので、「以前辞退した人」として認識される可能性はあります。でも、それが次回の選考に大きく影響することは少ないです。

理由は:

  1. 担当者が変わっていることが多い: 1〜2年後に再応募しても、以前の担当者がいない場合が多い
  2. ビジネス上、辞退は日常的なこと: 企業側も「辞退はあるもの」として割り切っている
  3. スキルが評価されれば再挑戦は可能: ただし、辞退の伝え方が非礼だった場合は別

誠意を持って連絡すれば、「ブラックリスト」を恐れる必要はほとんどありません。

ここまで読んでくれた方に正直に言うと——「辞退して後悔した」という話より、「辞退せずに入社して後悔した」という話の方が、私の周りではずっと多いです。転職は慎重に、でも辞退に過度な罪悪感を持つ必要はないですよ。


Q6. 複数内定がある時、辞退の順番は?

A. 入社する会社への承諾と同時進行で、他社に辞退連絡をしていく。なるべく短期間で。

「A社に入ることを決めたけど、B社とC社にも内定がある」という状況での辞退は、早めに決断して、なるべく短期間で全社に連絡することが大切です。

悩むのはわかるのですが、連絡を後回しにすればするほど、相手の時間を奪うことになってしまいます。

私が複数内定をもらった時は、入社する会社に承諾の返事をしてから、48時間以内に他の2社に電話をしました。

辞退の連絡でやりがちなミス:

  • 「また連絡します」と言って放置する → 最悪のパターン
  • 内定承諾後に変更しようとする → 承諾後の辞退は社会的信用を損なう可能性あり
  • メールだけで済ませようとする → 誠意が伝わりにくい

転職の手続きでやりがちな失敗まとめに、内定後の手続きミスの事例をまとめているので、こちらも参考にしてください。


電話連絡のイメージ

Q7. 辞退後に気が変わったら入社できる?

A. 不可能ではないが、かなり難しい。基本的には「辞退=終わり」と考えて動くべきです。

「辞退したけど、やっぱりあっちの会社がよかった…」と後悔するケース、実はあります。

でも率直に言うと、辞退後に「やっぱり入社したい」と言っても、受け入れてもらえることは少ないです。

理由は:

  1. 辞退連絡を受けた後、企業はすぐに次の候補者に連絡を入れる
  2. 「一度辞退した人」を採用し直すことへのリスク意識がある
  3. 辞退→再受入は、後続の入社手続きを複雑にする

もし本当に「やっぱり行きたい」という場合は、素直に電話で「辞退のご連絡をした後で大変恐縮なのですが…」と相談してみる価値はあります。ゼロではない。

でもそうならないために、辞退の連絡前に十分に検討することが重要です。内定を比較する視点については複数内定の比較と決め方のコツで、また年収交渉を済ませてから辞退するタイミングについては転職の年収交渉術も参考にしてみてください。


辞退の連絡で使えるメール文例

電話で辞退の旨を伝えた後、メールでも連絡を入れておくのがより丁寧です。以下をそのまま使ってください。

件名: 内定辞退のご連絡【○○(氏名)】

○○株式会社
採用ご担当者様

先ほどお電話でもお伝えしましたが、
誠に申し訳ないのですが、内定を辞退させていただきたく、
ご連絡申し上げます。

書類選考から最終面接まで、多くのお時間を割いていただいたにもかかわらず、
このようなご連絡になりましたことを深くお詫び申し上げます。

貴社のご発展を心よりお祈り申し上げております。

○○(氏名)

まとめ:内定辞退で一番大切なこと

内定辞退は怖い。私もそうでした(震えながら電話していた記憶があります)。

でも結論として、誠意を持って早めに連絡すること——これだけです。

  • 電話→メールの順で連絡する
  • 内定通知から決断したら72時間〜1週間以内が理想
  • 理由はシンプルに「一身上の都合」でOK
  • エージェント経由の場合はエージェントに先に連絡
  • 複数辞退は短期間で済ませる

「辞退の連絡が怖い」と感じている方、大丈夫です。採用担当の方はプロです。誠実に伝えれば、穏やかに終わります。(書いてたらコーヒー冷めました)

転職は一度きりの人生で何度もある選択。後悔のない決断をするために、初めての転職チェックリスト転職エージェントのおすすめ比較2026年版も合わせて参考にしてみてください。


よくある質問

Q: 内定辞退の電話でどうしても担当者に繋がらない場合はどうすればいい?

A: 2〜3回電話してつながらない場合は、メールだけでも送っておきましょう。「お電話でご連絡しようとしたのですが繋がらず、メールでのご連絡をご容赦ください」と一言添えれば問題ありません。電話とメールの両方で試みた誠意は伝わります。

Q: 内定辞退をLINEやチャットでしてもいい?

A: やめた方がいいです。採用担当者とLINEで連絡を取り合っていた場合でも、辞退の連絡は電話かメールで行うのがマナーです。LINEは「軽い連絡」という印象を与えてしまうため、重要な連絡には向きません。

Q: 辞退理由に「家族の事情」と言っても大丈夫?

A: 大丈夫ですが、「それなら働き方を調整できます」と引き留められるケースがあります。引き留めが面倒な場合は、「一身上の都合で他の会社に決めました」という伝え方の方がシンプルで完結します。

Q: エージェントなしで直接応募した場合、採用担当者と人事どちらに連絡すればいい?

A: 選考のやり取りをしていた担当者に連絡するのが基本です。人事部宛の代表メールだけ知っている場合は、そちらに送ってOKです。「採用ご担当者様」宛に送れば問題ありません。

Q: 辞退すると次の転職活動に影響する?

A: 一般的には影響しません。転職エージェント経由の場合、そのエージェントとの関係が少し気まずくなる可能性はありますが、良いエージェントなら辞退も理解してくれます。むしろ「なぜ辞退したか」を話すことで、次回の紹介精度が上がることもあります。


【2026年5月追記】 GW明けのこの時期、複数の選考が同時進行していて「どこかから内定が出たら辞退の連絡をしないと」という状況の方が増えます。

焦って辞退連絡を後回しにしてしまうのが一番よくないパターンなんですよね。「いつ言おうか…」と先延ばしにしているうちに、相手企業が連絡を待ち続けている時間が増えてしまいます。

決断したらなるべく24〜48時間以内に動くことを意識してみてください。転職の全体手続きについては転職手続きでやってはいけない失敗10選も合わせて確認しておくと安心です。


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