転職活動で何社エントリーすべき?|応募数と内定率の正直な話

転職活動は何社エントリーすれば内定がもらえる?書類通過率・面接通過率の目安、在職中の応募数の絞り方を2回転職経験者が本音で解説。「何社受けるべきか」の答えをデータ付きで公開。

転職活動応募数内定率エントリー数転職

※当サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。記事内のリンクから商品を購入すると、当サイトに報酬が支払われることがあります。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

「何社受ければいい?」という問いに、正直に答えます

転職活動の書類準備

あの頃の私は、転職エージェントの言葉をまるごと信じていました。

27歳で初めての転職活動。不動産営業の会社を辞めようと決めて、GW明けの5月に本格的に動き始めた。担当エージェントに「最低でも20〜30社は出した方がいい」と言われ、その言葉を信じて28社にエントリーしました。

書類通過14社、一次面接9社、最終面接4社、内定2社。

数字だけ見れば「まあまあじゃん」と思うかもしれない。でも実際は、14社分の面接日程を調整しながら在職中の業務をこなして、各社の志望動機を考えて、最終面接が重なった日に「どっちに行けばいいの…」と半泣きで電話したことも。

3年後の2回目の転職では、11社に絞った。それでも内定は3社出た。

この違いがどこからくるのか、GW明けのこの時期に転職活動を始めようとしている人に届けたくて書きます。


この記事で答えるよくある質問

#質問
Q1転職活動は何社エントリーすればいい?
Q2応募数が多いと管理できなくなる。どう絞る?
Q3書類選考の通過率って実際どのくらい?
Q4在職中で時間がない場合の対処法は?
Q5面接は一次・二次・最終と何割くらい通過するの?
Q6内定が1社しか出なかった。承諾すべき?

Q1: 転職活動は何社くらいエントリーすれば内定がもらえますか?

A: 目安は10〜15社。ただし「正解の数」はありません。

実際の転職活動で内定を得るまでの平均的な応募数は、年代によって異なります。

  • 20代(ポテンシャル採用中心): 10〜20社
  • 30代(即戦力採用中心): 8〜15社
  • 40代(専門性採用中心): 5〜12社

この数字は「書類選考→面接」の各段階で落とされることを織り込んだ逆算です。

たとえば内定を2社取ろうとすると(最終面接通過率50%として):

  • 最終面接に進む: 4社
  • 二次面接を通過: 6〜7社(通過率60%として)
  • 一次面接を通過: 10〜12社(通過率50%として)
  • 書類選考を通過: 20〜25社(通過率40〜50%として)

…という計算になります。

「じゃあ20〜25社出した方がいいのか」というと、そうでもない。これは「最悪の条件を全部掛け合わせた場合」です。準備が整っていれば通過率は上がりますし、書類選考通過率が50%を超えることも普通にある。

私が1回目で28社に出した失敗と、2回目で11社に絞った成功から言えること: 応募数を増やすより、1社ごとの志望動機と書類の質を上げる方が通過率は確実に上がります

転職活動のスケジュール感と期間の目安も参考に、活動全体を見通した計画を立てておくと焦りが減ります。


Q2: 応募数が多いと管理できなくなります。どう絞ればいいですか?

A: 「転職の軸」を3つ決めることが、応募数を自然に絞る一番の方法です。

ちょっと話逸れるけど、私が1回目の転職で一番消耗したのは「なぜこの会社を受けたんだっけ」が分からなくなった瞬間でした。最終面接で「なぜ弊社を志望するのですか?」と聞かれて、頭が真っ白になったことがある。

なぜこうなったかと言うと、「良さそうだから」という理由だけで応募していたからです。

2回目の転職では、事前に「絶対に譲れない条件」を3つ決めました。

私の場合:

  1. Webマーケティングの実務ができること(職種条件)
  2. 残業が月25時間以内(働き方条件)
  3. 年収450万円以上(年収条件)

この3つに当てはまらない求人は「見るだけ」にした。大手でも有名企業でも、条件に合わない企業は受けない。これだけで、応募する会社を11社に自然に絞れました。

転職の軸の決め方がわからない方は、転職の軸をQ&Aで整理する方法を先に読んでみてください。「優先順位の付け方」から具体的に解説しています。


Q2: 書類選考の通過率って実際どのくらいですか?覚悟しておきたい

A: 平均で30〜40%程度です。体感的には20%を下回る時期もありました。

「10社応募して3〜4社しか書類が通らない」という現実を最初に知っておくだけで、精神的なダメージが全然違います。これ、意外と誰も教えてくれないんですけど、転職は断られることの方が圧倒的に多いです。

私の2回の転職での書類通過率:

  • 1回目(27歳・同職種転職): 28社中14社通過 → 通過率50%
  • 2回目(30歳・職種変更): 最初の頃は通過率25%くらい

2回目が低かった理由は、事務職→Webマーケティングという職種変更で「経験者優遇」の求人に応募していたから。職務経歴書を書き直して、「前職の経験がWebマーケティングにどう活かせるか」を具体的に記載したら、通過率が50%近くに改善しました。

書類が通らない時期は本当につらい。でも「書類で30〜40%落ちるのは普通」と知っていれば、「自分がダメなんだ」じゃなくて「確率の問題」として割り切れます。

書類通過率を上げたい方は職務経歴書の書き方完全ガイド2026年版を一度読んでみてください。「受かる書類」と「通らない書類」の差が具体的にわかります。


Q4: 在職中で転職活動の時間がありません。どうすればいいですか?

A: 在職中なら5〜10社に絞ることを強くおすすめします

在職中の転職活動のリアルな時間:

  • 求人検索・企業研究: 週2〜3時間
  • 書類作成・修正: 週1〜2時間
  • 面接(移動時間含む): 1社あたり半日〜1日
  • エージェントとの面談: 月2〜3時間

これを本業と両立しようとすると、管理できる応募数は本当に限られます。私が1回目の転職で28社出した時、最もきつかったのは面接日程の調整だけで毎日1時間以上かかっていたことです。書類作成や面接準備の時間がどんどん削られて、1社ごとの準備が薄くなる悪循環に入っていました。

在職中転職のコツは「少数精鋭で、各社への準備を厚くする」。

具体的な進め方は在職中の転職活動のコツで詳しくまとめています。GW明けの今から動き始めると、7〜9月の採用活動が活発な時期にちょうど内定が揃うタイミングになります。


Q5: 一次・二次・最終面接の各通過率はどのくらいですか?

A: おおよその目安です。

選考段階平均通過率
書類選考30〜40%
一次面接40〜50%
二次面接50〜65%
最終面接40〜60%

ただし、これは平均値。企業規模・職種・自分の準備度で大きく変わります。

面接準備

通過率を上げるために私が一番効果を感じたこと:「各社ごとに想定される質問を5つ書き出して、声に出して練習する」だけです。1社あたり30〜45分。これだけで面接での回答の安定感が全然違います。

面接対策の具体的なコツは転職面接で受かるコツ10選で解説しています。特に「逆質問」の準備は面接の逆質問完全ガイド2026を見ておくと、「何を聞けばいいか」で詰まらなくなります。


Q6: 内定が1社しか出なかった場合、そのまま承諾すべきですか?

A: 必ずしも1社目の内定を急いで承諾する必要はありません。

内定が1社の場合に確認すべきポイント:

慌てて承諾しなくていいケース:

  • まだ選考中の会社がある
  • 転職活動を始めて2〜3ヶ月以内
  • 現職で引き続き働ける状況

慎重に承諾を検討すべきケース:

  • 転職活動を半年以上続けていてもうメンタルが限界
  • 現職がどうしても続けられない状況
  • 内定先の条件が転職の軸と概ね合っている

内定を複数持てると「比較した上で選べる」安心感があります。転職エージェントを使っている方は、内定が出た時点で担当者に相談してみてください。「他の選考中企業への交渉が可能かどうか」「この内定先の条件は市場的に妥当か」を客観的に教えてもらえます。

おすすめ転職エージェント2026年版で、内定後のサポートが手厚いエージェントを比較してみてください。また、転職サイトとエージェントの違いが気になる方は転職エージェントvsサイト徹底比較も参考になります。


よくある質問

Q: 転職活動の応募数は増やすべきか絞るべきか、どちらが正解ですか?

A: 「準備が追いつく範囲で出す」が基本的な答えです。書類通過率30〜40%の中で内定1〜2社を取るには最低でも10〜15社の応募が目安になります。ただし20社を超えると面接の質が落ちて通過率が下がりやすいので、まずは10〜15社を目安にすることをおすすめします。なお本文では触れていませんが、転職エージェントが「もっと出した方がいい」と言う背景には、エージェント側のインセンティブ構造が関係することもあります。自分のペースで絞る判断も重要です。

Q: 転職サイトとエージェントで応募する場合、何か違いはありますか?

A: エージェント経由だと推薦状が企業に送られるため、書類選考の通過率が上がるケースがあります。一方で転職サイトは自分のペースで動けるメリットがあります。おすすめは両方を使い分けること。詳しくは転職エージェントvsサイト徹底比較で解説しています。

Q: 1ヶ月で転職活動を終わらせることはできますか?

A: 最短1ヶ月は可能ですが、かなりのレアケースです。書類→一次→二次→最終→内定というフローを1ヶ月で回すには、書類が完璧に整っていて、かつスカウト(書類選考省略)の案件を活用できる状況が必要です。平均的には2〜4ヶ月かかります。転職活動の期間・スケジュール完全ガイドで全体像を確認しておくと計画が立てやすくなります。

Q: 初めての転職で何から始めればいい?応募前に準備することは?

A: まず初めての転職チェックリスト30項目で準備状況を確認するのがおすすめです。「転職の軸」「自己分析」「書類の準備」「エージェント登録」の順番で進めると、応募を始めるタイミングで慌てません。応募数より先に「何のために転職するのか」を明確にすることが、通過率に一番影響します。


【追記(2026/05/15): GW明けから転職活動を始めた人へ】

GW明けのこの時期、「よし、転職活動を始めよう」と決意した方が増えています。

5月中旬は求人数がやや落ち着く時期ですが、ライバルも減る時期でもあります。実際にエージェントから聞いた話では、「5月は書類の質が上がりやすい(ちゃんと準備してから出す人が多い)から、通過率がむしろ上がる」という声もあります。

今から動き始めると、7〜9月の採用活動が活発な時期に内定が揃う計算になります。「気が向いたら動こう」は危険で、転職の波は待ってくれません。

とはいえ、焦りは大敵。「とにかく数を出せばいい」という思考が、1回目の私を消耗させた原因でした。10〜15社に絞って、1社ごとに丁寧に準備する——この大事さを、当時の私に伝えられたらよかったと思っています。


まとめ: 応募数より「準備の密度」が通過率を決める

転職活動で何社エントリーすべきか、正解は人によって違います。でも私の経験から言えることをまとめると:

  • 10〜15社が多くの人にとっての適切な目安
  • 在職中なら5〜10社に絞って、準備を厚くする
  • 書類選考で30〜40%落ちるのは普通(落ち込まなくていい)
  • 量より質——各社への準備の密度が通過率を決める

「28社出して内定2社」より「11社で内定3社」の方が、精神的余裕も結果も良かった。

転職活動は、準備が整った状態で動けば必ず結果がついてきます。大丈夫、なんとかなります。


あわせて読みたい

【無料登録】スキルを売る「ココナラ」

あなたの得意を500円から出品。副業・フリーランスの第一歩に最適。会員登録は無料。

500円から出品 →