ボーナスをもらってから転職したい人のQ&A7選|6月前に知っておくべきこと【2026年版】
ボーナス後の転職を考えている人のリアルな疑問7つに、2回の転職経験者が本音で答えます。支給日の退職届、入社日の交渉、引き止め対策まで2026年版完全まとめ。
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「ボーナスをもらってから辞めたい」——その気持ち、すごくわかります
5月のGW明けって、なぜかやたら「転職したい」気持ちが高まりますよね。
私も27歳の最初の転職がちょうどそういう時期でした。不動産営業の仕事がどうしても限界になって、もう辞めようと決めた。でも同僚に「辞めるなら6月のボーナスもらってからにしなよ」と言われて、ハッとしたんですよね。正直、ボーナス前のタイミングで辞めることしか頭になかったので。
「ボーナスをもらってから転職する」という選択は、賢い判断です。ただ、タイミングや手順を間違えると、ボーナスを受け取れなかったり、転職先との入社日調整でこじれたりすることもある。
この記事では、2回の転職でボーナスタイミングを経験した私が、よくある疑問に正直に答えていきます。(書きながら、自分が当時これを読みたかったな、と何度も思いました)
Q1: ボーナスをもらってから辞めるって、「もらい逃げ」みたいで後ろめたい気持ちがあります
A: それ、思わなくていいです。あなたはその半年間、ちゃんと働いたんですよ。
これ、意外と多い悩みなんですよね。
ボーナスって、多くの会社では「直近の評価期間(査定期間)の成果に対する対価」です。10月〜3月の査定分が6月のボーナスに反映されるケースが多い。つまり、あなたはすでに働いた分を受け取っているだけなんです。もらい逃げでもなんでもない。労働の対価です。
ただ正直に言うと、「ボーナス支給日の翌日に退職届を出す」というタイミングは会社側も予測済みで、ちょっとした気まずさはある。でも気まずさと「してはいけないこと」は別の話。法律的にも問題はないし、責められる行為でもありません。
あの頃の私に言いたい。「もらい逃げと思ってしまう気持ちは、今の会社への義理立てから来てるんだと思う。でも、その義理立ての気持ちを持ち続けた結果、あなたはいつ辞めるの?」って。
Q2: ボーナス支給日に退職届を出すのって、非常識ですか?
A: 非常識ではないです。ただ、支給日の「前」に伝えるのはNGです。
「ボーナスをもらった瞬間に退職届を出す」——これ、会社としては「予測の範囲内」です。担当者が驚いたとしても、責任者レベルでは「また来たか」という反応のことが多いと思います。
ただし、支給日「前」に退職の意向を伝えてしまうと、ボーナスが減額または不支給になるリスクがあります。
多くの会社のボーナス規程には「支給日在籍要件」があります。支給日当日に在籍していれば支給対象になるケースが多いのですが、事前に退職の意向を示すとこの要件から外される会社もあるんですよね。これ、意外と知らない人が多い。
だから私がおすすめするのは:
- ボーナス支給日まで退職の意向を誰にも言わない
- 支給日を確認してから翌日以降に退職届を提出
ちょっと話が逸れるんですが、私の最初の転職の時、上司に「辞めることを考えてる」と相談してしまったんですよ。4月の時点で。その結果、6月のボーナス査定がかなり低くなっていた。相関関係があるかはわからないけど、「言わなければよかった」と後悔しました。(ここ書くのに少し悩んだ)
Q3: 内定をもらった後、「ボーナスまで入社を待ってほしい」って言えますか?
A: 言えます。ほとんどの場合、融通してくれます。
「内定承諾後の入社日交渉」は、転職活動でよくある話。企業側も経験者はわかっていて、特に転職エージェント経由の場合はエージェントがうまく調整してくれることが多いです。
具体的な言い方としては:
「ありがたいことに内定をいただけて、ぜひ御社で働きたいと思っています。現職の退職手続き上、入社日を〇月〇日以降でお願いできますか?」
ポイントは**「ボーナスのため」という言い方をしない**こと。理由は「現職の退職手続き上」と伝えるのが自然です。
ただし企業によっては「できるだけ早く来てほしい」というプレッシャーをかけてくることもあります。1〜2ヶ月の待機は多くの企業が対応してくれますが、3ヶ月以上になると他の候補者に変わってしまうリスクもあるので、転職活動のスケジュール感を事前に把握しておくことが大切です。
Q4: ボーナス直後の退職って、引き止めにあいやすいですか?
A: 正直、あいやすいです。ただ、引き止め承諾はだいたい後悔します。
ボーナス支給直後というのは、会社側から見ると「ボーナスをあげたのに辞めるの?」という感情が出やすいタイミングでもあります。引き止めの言葉が強くなる可能性はある。
でも、引き止めを断る正しい方法を読んでみると、承諾した後に後悔するパターンがほとんどなんですよね。「給料上げる」「ポジション変える」と約束されても、そもそも転職を決意させた根本的な問題は変わっていないことが多い。
引き止めへの対策として私がおすすめするのは:
- 退職理由を「前向きな理由」で統一する(環境への不満ではなく「新しい挑戦がしたい」)
- 「もう決めました」を明確に伝える(「少し考えたい」は引き止めを長引かせます)
- 交渉の余地がないことを最初から示す
「向き不向きより、我慢の限界」——これ、私の口癖なんですけど、引き止めに揺らぎそうになるときも同じです。転職を決意させたその感覚は、きっと正しい。
大丈夫、なんとかなります。
Q5: 夏ボーナスと冬ボーナス、転職に有利なのはどっちですか?
A: 夏ボーナス後の転職が、求人が多いタイミングと重なりやすいです。
転職のベストタイミングの記事でも解説しているんですが、転職市場の求人数は1〜3月と7〜9月にピークを迎えます。
夏ボーナスの支給が終わる6月中旬〜下旬から転職活動を本格化させると、7〜9月の求人ピーク期間にちょうど活動が重なるんです。タイムラインとしてはこんな感じ:
| ステップ | 時期(目安) |
|---|---|
| 転職活動開始 | 5月〜6月初旬 |
| ボーナス支給→退職届提出 | 6月中旬〜下旬 |
| 選考活動 | 6月末〜7月 |
| 内定・入社日調整 | 7月末〜8月 |
| 入社 | 9月〜10月 |
冬ボーナス後(12月〜1月)の転職も悪くはないですが、1月に退職の意向を伝えると2月退職→3月入社となり、求人のピーク期間(1〜3月)で活動と入社が重なって慌ただしくなることがあります。
ぶっちゃけ、私は「夏ボーナスで辞める」よりも「冬ボーナスで辞める」の方が慌ただしくて大変だった経験があります。同時期に転職活動していた友人も「年末年始をまたいで選考が止まった」と言っていたので、夏の方がリズムを崩しにくいと思います。
Q6: ボーナスをもらって退職すると、転職先の入社はだいたい何月になりますか?
A: 現職の退職通知から1〜2ヶ月後なので、7月末〜9月入社が多いです。
逆算してみましょう。6月のボーナス支給日を仮に6月15日とします(大手企業・公務員は6月10日〜15日が多く、中小企業は6月下旬のことも)。
| ステップ | 時期(目安) |
|---|---|
| ボーナス支給日 | 6月15日ごろ |
| 退職届提出 | 6月16日〜20日 |
| 退職日(1〜2ヶ月後) | 7月末〜8月末 |
| 転職先入社日 | 8月〜9月 |
実際には「1ヶ月前通知」が就業規則に多いですが、引き継ぎ期間や有給消化を含めると、退職まで1.5ヶ月〜2ヶ月かかるケースがほとんどです。端数があるので「だいたい2ヶ月弱」と思っておくと計算しやすいです。
転職活動の費用面については転職活動にかかるお金の準備ガイドも参考にしてみてください。退職してから入社まで空白期間がある場合の生活費の準備も大切です。
Q7: 「今すぐ転職活動を始めないと6月ボーナスに間に合わない」は本当ですか?
A: 本当です。内定を持った状態でボーナスを受け取るには、5月中が動き出しのギリギリです。
転職活動から内定まで、平均1〜3ヶ月かかります。
「5月に活動開始 → 6月末内定 → 7月退職通知 → 8月末退職 → 9月入社」
このスケジュールで動こうとすると、活動開始は5月がギリギリのライン。6月に入ってからの活動では、「内定をもらった時点でボーナスが支給済み」というタイミングに間に合わない可能性が出てきます。
「“いや、でもまだ準備できてないし…”って思ってる人に言いたいんですけど」——転職活動の準備は動きながら整えるものです。完璧な準備を待っていたら、求人が流れていく。
在職中の転職活動については在職中に転職活動するコツで詳しく解説していますが、並行して進めることで大幅に時間を短縮できます。まず最初の一歩として、転職エージェントのおすすめ比較を見て登録だけしておくこと。登録は5分で終わります。
よくある質問
Q: ボーナスが「支給日在籍要件」とは具体的にどういう意味ですか?
A: 多くの企業のボーナス規程には「支給日当日に在籍している者に支給する」という条件があります。退職届を提出済みでも、支給日当日に在籍中であればもらえるケースが多い。ただし、支給日前に退職の意向を伝えると「支給対象外」として処理する会社もあります。就業規則を事前に確認するか、転職エージェントに相談するのが確実です。
Q: 転職活動中に現職にバレることはありますか?
A: 転職サイトに登録しても会社に通知が行くことはありません。ただし、志望企業が取引先や同業他社の場合、業界内で口コミが広がることがあります。転職サイトには「自社・特定の会社にプロフィールを非公開にする設定」があるので必ず活用してください。
Q: ボーナスをもらって退職した場合、次の会社でも夏ボーナスはもらえますか?
A: 入社時期にもよりますが、入社半年未満での夏ボーナスは不支給または減額が多いです。9月入社なら、翌年の夏ボーナスから通常支給されるケースがほとんどです。会社によってボーナス規程は異なるので、内定後の条件確認時に確認しておくと安心です。
Q: 引き止めに「ボーナスを返してほしい」と言われることはありますか?
A: 法律上、在籍時の評価に対して支払われたボーナスを返金させることはほぼできません。「返してほしい」と言われても、応じる必要はありません。ただし、就業規則に返金規定がある場合は確認が必要です(そのような規定は非常に稀です)。
Q: ボーナスをもらうために転職活動をわざと遅らせることで、内定先の印象は悪くなりますか?
A: 「退職手続き上」の理由として入社日の調整を依頼するのは一般的です。ただし入社日の先延ばしを2〜3ヶ月以上要求すると、企業側が「本当に来るのか?」と懸念を持つことがあります。初めての転職チェックリストで全体のスケジュール感を事前に確認しておくと、入社日交渉もスムーズになります。
追記(2026/05/11):GW明けに転職活動を始めた方へ
GW明けの5月って、なんとなく「今年こそ変わりたい」気持ちが高まる時期ですよね。私も毎年そうでした(笑)。
5月11日時点でこの記事を読んでくださっているなら、まさに今が動き出すベストタイミングです。
転職エージェントへの登録は今日できる。書類の準備も今日から始められる。「6月ボーナスをもらってから辞めたい」なら、5月中に動き出すことが大前提。