転職回数が多いと不利?2回・3回以上の人が面接を突破する方法
転職2回以上で「また転職?」と面接で聞かれても突破する方法を完全解説。職務経歴書でキャリアの一貫性を作る書き方・回答テンプレ・エージェント活用まで2回転職経験者が本音で公開。
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「転職回数が多い人って、やっぱり採用されにくいんですか?」
これ、意外と誰も教えてくれないんですけど、正直に答えます。——不利にはなる。でも、詰め方次第で十分に挽回できる。
こんにちは、たまきです。35歳、2回の転職経験があります。1回目は27歳で不動産営業を辞めて事務職へ。2回目は30歳で事務職からWebマーケティング職へ。今は某マーケティング会社でリーダーをしています。
私の場合は2回ですが、周りには3回、4回と転職を重ねてきた友人もいます。そして全員、ちゃんと転職を成功させています。
転職回数は「多い」というだけで採用を諦めなくていい。ただ、戦い方を知っていないと、同じ失敗を繰り返す——それだけは確かです。
この記事では、転職回数が多い人が面接と書類選考を乗り越えるための具体的な方法を書いていきます。
転職回数は何回から「多い」と見られるのか
これ、正直企業によって全然違います。
新卒から5年で3社目、くらいになると「少し多いかな」と思われ始めることが多いです。ただ、業界によって感覚が全然違う。
- IT・スタートアップ系: 3〜4回でも「まあそういう業界だよね」という雰囲気
- 金融・不動産・保険: 2回でもちょっと警戒される場合がある
- 外資系: むしろ職歴が多い方が「経験豊富」と見られやすい
- 中小企業・地方企業: 定着を重視するので1〜2回でも慎重に見られることがある
あの頃の私は、「2回転職してる=終わり」みたいに思っていました。でも面接に行ってみると、担当者の反応って意外と普通で。「転職回数より、なぜ転職したのかを見ている」と言ってくれた採用担当者の方が多かった印象です。
なぜ「転職回数が多い」と警戒されるのか
採用側の本音を言うと、理由は主に2つです。
1. 「またすぐ辞めるんじゃないか」という不安
採用・研修にはコストがかかります。数十万円から百万円超になることも。それだけかけて1〜2年で辞められると、企業としては大きな損失です。だから「またすぐ辞めないか」を一番気にしています。
2. 「問題がある人なのかも」という疑念
転職回数が多いと、「職場での人間関係がうまくいかないのでは?」「仕事の能力に問題があるのでは?」と思われることがあります。理不尽ですが、これが現実です。
だから、面接で先手を打つ必要があります。
職務経歴書で転職回数が多い場合の書き方
職務経歴書は「転職回数を隠す」のではなく、「転職のストーリーを作る」が正解です。
ポイント1: 一貫したキャリアの流れを作る
転職が多くても、全体として「○○を目指してステップアップしてきた」という文脈を作れると強い。
例えば私の場合なら、
- 不動産営業(顧客折衝・課題解決スキルを習得)
- 事務職(業務効率化・データ管理スキルを習得)
- Webマーケ(デジタルマーケティングへ転換)
それぞれが次のキャリアにつながる流れとして書けます。これ、意外と後付けで作れるんですよね。
ポイント2: 各職歴での「成果」を具体的に書く
「会社が合わなかったから辞めた」だけじゃなく、「その会社で何を学んで、何を達成したか」を必ず書きましょう。期間が短くても、成果があれば評価されます。
職務経歴書の書き方全般については職務経歴書の書き方完全ガイド2026年版で詳しく解説しています。転職回数が多い場合の職歴欄の書き方も参考にしてみてください。
ポイント3: 転職の理由を時系列で整理しておく
職務経歴書には書かなくていいですが、面接で必ず聞かれます。事前に「なぜ転職したか」を一言で言える状態にしておくことが大事。
面接で「なぜ転職回数が多いのですか?」と聞かれたら
これ、絶対に聞かれます。準備しておかないと、慌てて変な答えを言ってしまいます。
NG回答パターン
- 「毎回、会社の環境が良くなくて…」→ どこに行っても同じと思われる
- 「スキルアップのために転職しました(を3回繰り返す)」→ 本当か?と疑われる
- 「今度こそ長く働きたいと思っています」→ みんな言うので信用されない
OK回答パターン
回答の型は「理由 → 学び → 次への意図」です。
例:2回転職している場合
1回目の転職は、新卒で入った不動産会社での経験から、もっと幅広いスキルを身につけたいという思いからでした。事務職に転職後、業務効率化やデータ管理の経験を積みました。2回目は、そこで培った分析スキルをより活かせるマーケティング職に移りたいと考えました。転職のたびに目的を持ってキャリアを選んできたつもりですが、今回は○○という軸でこちらの企業様に応募しました。
ポイントは「転職のたびに得たもの」を言語化することと、「今回の転職の軸が明確」であることを示すこと。
転職理由の言語化に自信がない方は面接での退職理由の伝え方ガイドも参考にしてください。「前向きに変換する」具体例が豊富で、転職回数が多い方にも応用できます。
正直に話す部分と整理する部分を分ける
「向き不向きより、“我慢の限界”だった」という転職も、あると思います。私の最初の転職がそうでした。でも面接でそのまま言うと、マイナスに見られる場合がある。
正直に話す大前提で、「その経験から学んだこと」を必ず一緒に伝えましょう。「ブラック企業で限界まで働いたことで、労働環境の重要性を実感しました。だからこそ、今回の転職では企業文化を重視しています」——これは嘘じゃないし、プラスに転換できます。
転職回数が多くても「軸がある人」は強い
これ、意外と誰も教えてくれないんですけど——転職回数より「軸があるかどうか」の方がずっと重要です。
「転職の軸」の作り方がわからない方は転職の軸をQ&Aで整理する方法を先に読んでみてください。自分の優先順位が整理されると、面接での回答がぐっとクリアになります。
5回転職していても、「私は○○という環境で、○○というスキルを活かしたい。だから今回は○○御社を選びました」と言える人は、採用される確率が高い。逆に、1回しか転職していなくても「なんとなく今の会社が嫌で…」だと難しくなります。
軸の作り方:
- 自分が「これはできる」と自信を持って言えるスキルを1〜2個絞る
- 「どんな環境で一番力を発揮できるか」を言葉にする
- 志望企業でそれがどう活かせるかを結びつける
時間をかけてこれを整理するだけで、面接の手応えがかなり変わります。
転職エージェントを使うのが特に効果的
転職回数が多い人にこそ、転職エージェントをおすすめしたいです。理由は3つ。
- 書類選考を通過しやすくなる: エージェントは企業と直接コネクションがあるため、書類選考の段階でのハードルが下がることがある
- 転職回数についての事前説明をしてくれる: 「○○という経緯でこれだけ転職していますが、スキルは確かです」と、面接前に企業側に伝えてくれることがある
- 相性の良い企業を絞ってくれる: 転職回数に寛容な企業を選んで提案してくれる
転職エージェントの選び方・使い方はこちらで詳しく解説しています。
また、転職エージェントおすすめ5社の比較記事も参考にしてみてください。
まとめ:転職回数は「ネタ」にできる
あの頃の私に言いたい。「転職2回ある職歴、実はめちゃくちゃ話せるネタじゃん」って。
転職回数が多いことは、確かに採用のハードルを上げる要因のひとつです。でも、それは「詰め方」でかなりの部分をカバーできます。
- 職務経歴書でキャリアの一貫性を演出する
- 面接では「理由 → 学び → 次への意図」の型で答える
- 転職エージェントを使って、相性の良い企業に集中する
そして何より、「自分の軸」を持っていることを伝えること。これが一番大事です。
転職回数が多い自分を責めるより、その経験から何を得てきたかを棚卸しすることに時間を使ってみてください。大丈夫、なんとかなります。
転職活動を始めるなら、まずエージェントへの登録から。初めての転職チェックリストもあわせてご覧ください。
【2026年5月追記】GW明けに「もう辞めよう」と決意して転職活動を始める人が毎年増える時期です。転職回数が多い方は特に「今すぐ内定を」と焦りがちですが、軸のない急ぎ転職はミスマッチのリスクが上がります。焦る気持ちはわかる。でも「どんな会社なら長く働けるか」を整理してから動いた方が、結果的に早く決まることが多いです。今の会社が本当にブラックで限界なのか、それとも疲れがピークなだけなのか——ブラック企業の見抜き方も参考にしながら、冷静に判断してみてください。